脱力ソロジー の日記
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健康食リレー解説 ~中華料理編⑦~
2015.07.30
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では、アンカーの7品目。「中国伝統工芸茶」です。
蓮の葉のような香りのする葉や茎が、ひもでギュッと縛って
あるものが急須の中に入っています。中国茶といえば、
ウーロンやジャスミン等が有名ですが、お店独自のブレンド
茶なのか、あまり飲んだ事のない味のお茶でした。香りも
味も強くなく、万人向けなお茶でした。
お茶が身体に良いのは、一般的によく知られていることで、
世界中には、ありとあらゆる種類のお茶が存在します。それら
の中で、われわれ日本人になじみ深いお茶を取り上げると、
緑茶、ウーロン茶、紅茶になると思うのですが、この3つ、実は
同じ茶葉からできているという事をご存知でしょうか?茶葉の
発酵度合いの違いによって分類されていて、緑茶は不発酵茶、
ウーロン茶は半発酵茶、紅茶は完全発酵茶という風になって
います。微妙な差ですが、味は、別々の茶葉かと思う位大きな
差がありますね。
マクロビオティックでは、発酵の度合いが高いほど身体を冷やす
作用が強まるとされているので、身体の冷え具合や気候によって、
飲むお茶を選ぶといいように思います。
中華料理を題材にした健康食リレー講座は、これにて終了
です。いかがでしたでしょうか?目と頭に、おいしく、面白く読んで
頂けたらいいなあと思っています。